続きは拍手にて掲載中

(10話終了後)

社員A:「斉藤さん、こいつ寝ちゃいましたけどどうしますか?」
Night:「んー…後は俺が連れて行くからそこで寝かしといて」
社員A:「了解しました。では、私はこれで失礼します」
Night:「はーい、お疲れ様ー」
『ガチャ、バタン』 社員A、部屋から去る
『カチャカチャ…』 キーボードを叩く音が室内に鳴り響く
『ガチャ』
社員B:「あれ?失礼します」
社員B:「斉藤さん、この辺片付けしておきますね」
Night:「んー?あぁ、お願い」
『カチャカチャ…』
『ガタッ、ガチャン、パタパタ…』
Night:「(ガチャン?)…片付けるのはいいけど壊さないようにね」
社員B:「は、はい!気をつけます」
『カチャカチャ…』
『ジャー…』 水道水を流す音が聞こえてくる
『カチャカチャ…』
社員B:「Nightさんこの辺片付けて終わりましたので、最後そのパソコンとマグカップだけ片付けておいて下さい」
Night:「りょーかい、もしかして皆帰る?」
社員B:「はい、今日はもう切り上げて明日仕切りなおすことにしました」
Night:「そか、お疲れ様ー。この部屋の最後の片付けはちゃんとしておくから心配しなくていいよ」
社員B:「はい、それでは失礼します・・・んしょ」
『ガチャ、バタン』


『カチャカチャ…』
『カチャカチャ…』
『カチャカチャ…』
『カチャカチャ………』


Night:「ふー、こんなもんかな」
ようやくこちらも一区切りがつきぐいっと伸びをする
冷めきったコーヒーを口に含む
少し手間取ったがなんとか相手の攻撃を防ぎ逆に向こうのパソコンにウイルスを仕込んできた
これで暫くは何もないだろう。
Night:「んー…あれ?」
ふと違和感を感じて周りを見渡す。
Night:「颯太君、どこ行った?」
自分と向かい合って座っていたはずのソファーの上には誰も居なかった。




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